授業前に、体育館で矢内原さんと担任の先生2人、スタッフで打ち合わせ…ふむふむ、今日の内容はめちゃめちゃ運動量がありそうです。ほとんどの子が今日も筆箱を準備してくれていましたが、必要なのは体力と…集中力…になりそう。
「さあ、やるよー」という矢内原さんの声かけでスタート!本日も柔軟から。
「さあ、やるよー」という矢内原さんの声かけでスタート!本日も柔軟から。
「1.2.3.4.5...あれ?やってない人いる?」と、今日も大人たちの手がおサボり君を捕まえに行きます。長座で指先を持たれて爪先までタッチ、開脚して背中を押され頭を床にタッチ…近くにいた女の子2人から「これ毎日やってたら体柔らかくなるかな~?」というつぶやきが。もちろん!みんなまだ6年生、十代ですから。これから続けていったらすごい可能性が待っているかも。
続いて、毎回やっている足のステップ。踏み込むステップとサイドステップを、変化を付けて復習しました。さらに重い・軽いの4人組のフレーズと、色と場所のイメージから創った10人組の動きも。こうやって見ていると、積み重ねてきたな~と感じられました。作品の材料になっていくだろう幾つかのピースを、子どもたちは手にすることができました。
そしてここからが今日の本題です。矢内原さん振付のダンスをみんなで覚え踊ります。和風のテンポアップな曲調に、毎回やっている足のステップも取り入れられた振付。リズミカルに床を踏み鳴らす群舞です。カウントを覚える、踊る時の正面が一定ではなく変わる、隊形変化がある…などなど、けっこう難しい!でも1時間弱で、曲に合わせて何回か踊ってみられるところまで練習が進みました。同じところで何度も間違えると、矢内原さんの声がさらに大きくなる…なんて場面もありましたが。
授業後は再び先生方との打ち合わせ。今ある創作のピースが、作品のイメージに沿ってどう変化して、他にどのような新しい動きが加わってくるのか―スタッフたちは楽しみに見届けたいと思います。
川上暁子