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2012年9月11日火曜日

9/10東野さん3日目



東野さん授業後半スタートしました。

ウォーミングアップ、前回行った身体の中で変化するボールの後、前回のコンビネーションに新たな動きを加え復習しました。
「これやった!」子どもたちは結構覚えていました。

前回よりももっと動きの質を良くしていくべく東野さんはアドバイスをしていきます。
重点を置いたのはジャンプの着地音。
どしんとうるさくならずに、静かに着地して、という注意。
つま先から着地すれば、音がしないということを分かっていたようです。
こちらから言わずとも、動きの改善のためにどうすればよいのか、みんなしっかりと考えていました。




後半は、即興の時間です。
ペアになり、1人がリーダーとなり動きを作り、もう1人が真似をします。

東野さんからのアドバイス
「すぐにリーダーに反応して動いて」
「フェイントを使って、こっちにいくかなーと思ったらあっちにいったりとか」

言われたことを素直に受け取る子どもたち。
動きの面白さやアイデアがかなり良い感じで見えてきました。

次は、身体をばらばらに使う即興です。
ペアになり、リーダーがもう1人に身体の一部の名称を言います。
もう1人は言われたところを起点に動かします。
頭、右手、左手、右足、左足、胴体…
東野さんたちのデモンストレーションで見せる巧みな身体の使い方にみんな「すげー」
時にはコミカルな動きに笑いもおきました。

実践では、子どもたちはまるで旗揚げゲームのように、頭を忙しく動かしながら頑張って動かしていました。


ペアでの実践の後、4人組グループで行いました。
1人がリーダー、残り3人が指示された部位を動かします。

3人それぞれ違う動き方をしたり、逆に結託して3人で揃って面白い動きを作り出している子たちもいました。
このようなワークを通してグループのメンバーの関係性が作られるのもダンス授業の醍醐味です。

最後は、イメージからの即興。
みんなで一緒に音楽に合わせて走り、音楽が止まると同時に止まります。そして東野さんが言う「お題」に沿ったイメージを動きで表現します。

たくさんのお題が出され、子どもたちは悩みながらも楽しそうに取り組んでいました。
「引っ張られる」「台風」「狭い道を通る」「時計」「太陽」「マリオ」「爆発」etc.

「太陽」では、ほとんどの子どもたちが燦々と輝く太陽そのものを表現して、手を広げてキラキラさせていたのに対し、1人だけ男の子が座って暑そうにあおぐ動作をしていました。
太陽の暑さにやられている人を表現していたのです。(下写真参照)
面白いですね。

暑い体育館での授業でしたが、授業中は暑さを忘れて、これまで体験したことの無い未知の授業内容に真剣に、楽しんで取り組んでいました。

次回はどんな動きが出てくるのか楽しみです。

レポ班 松岡