2限3限はクラスに分かれて今までの実施での内容に肉付け輪郭付けをしていきました。
まずクラスごとに円をつくり動きのリレー。声を出しながら身体を動かしたり、足や手で音を出したり、今まで梶本さんのまねっこで一緒に動いてきたことを今度はひとりひとり友達に伝えていきます。これまでの実施で言葉や音を出しながら身体を動かす楽しさをすでに実感しているからか子どもたちはどんどん動きを友達に伝えていきます。
飼育員さんにえさをもらったり、同じ動物になってじゃれたり、強い動物同士で格闘したり、動物になるのに夢中になりながらも友達同士でいつもの人間同士とは違った(笑)ふれあいが生まれていきました。
また、動物たちが食べる草になったり、そびえ立つ木になったり、動物以外の物になってその様子を楽しむ子も。賑やかでオリジナリティ溢れる動物園が出来上がりました。
さて締めくくりは”亘ダンス”の復習です。これはもう言うまでもなくバッチリ。あとは4限を待つばかりです。
160人の子どもたちは元気いっぱい、覚悟はしていたものの圧倒される勢いです。
4限の途中から、保護者の方々や2年生が発表を楽しみに体育館に入ってきます。
学年全体で取り組むワークと発表の境目をなくして、子どもたちがワークに取り組む様子を見てもらう形となりました。
次はクラスごとに四角の真ん中に集まり動物園をつくります。
これはクラスごとに色の違う動物園となり、他のクラスを見ることで、「あ、こんな動物も出来るんだ!」「こんな風に見えるんだ!」と発見もあったようでした。
ポーズのあとの「ありがとうございました!」で発表を締めくくりました。
最後は「ダンス大好き!!」のかけ声で集合写真。4日間でダンスの種がみんなに植わっていたら、そしてどんどんその種が芽吹いて育っていってくれたらと願います。
(記録:米田沙織)
photo by bozo