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2015年10月21日水曜日

10/21(水) 小野寺修二さん 勝田小学校 3日目

前回7月7日の実施から3ヶ月と少し間が空きまして、ここから連続3日間、最終日には他の学級の子どもたちに成果を披露します。
今回からアシスタントに王下さん(ワンちゃん)も加わり、発表に向けて加速していく予感を感じながら学校へ向かいます。

学校につくと子どもたちは中休み中、小野寺さんご一行を見つけると嬉しそうに駆け寄って来ます。中には「発表は何をやるんですか!?」と勇み立つ子どもまで(この子は後にエンターテイナーとあだ名がつきます。)

ワンちゃんの自己紹介が終わったら、小野寺さんはiPadを取り出していろいろな音を出していきます。サイレンや拍手、びよよよ〜んといった効果音、その音に合わせて身体を動かしていきます。一人が発明した動きをみんなでまねっこしたり、音に合わせて身体を動かす面白みに子どもたちは準備万端。
次は教室を飛び出して中庭での青空授業です。中庭では前回の2回で行ったワークをもう一度挑戦しつつ発展させていきました。
鞄を使ったマイムや、一人が額縁を持ってそれを覗くと回りの人がストップして絵になるという、ストップモーション。
1回目の実施から続いて、小野寺さんは必ず全員ひとりずつに取り組むよう促し、ひとりひとりの体験を大事にしているのが印象に残りました。子どもたちは遊ぶ感覚で身体と向き合い、それを楽しんでいるようでした。


次の時間は体育館に移動します。
次は黒い大きな布を取り出して、小野寺さんが王下さんが広げて持ちます。
すると藤田さんは黒い布から上半身だけだして、エレベーターのように降りていきます。
降りるだけではなく、上ったり、横移動したり、、、そうです、あのエレベーターのマイムです(正式名称があっているかはわかりませんが。)
子どもたちも先生方もその様子を見て感嘆の声をあげます。

さっそく子どもたちも挑戦。今回も一人ずつ挑戦をしていきますが、ゆっくり身体を動かしてエレベーターを降りていくのに苦戦する子も。小野寺さんはそれをじっくり見つめ、ひとりひとりにアドバイスをしていきます。何回も挑戦して、出来るようになると、小野寺さんは今度はそれにストーリーをつけていきます。この数十分で子どもたちがめきめき素敵になっていく姿にびっくり。
練習して上手になる達成感やストーリーが展開していくことの楽しさ少しでも伝わっていると良いなと思いました。

どんどん変わっていく子どもたち、発表が楽しみです。


(記録:米田沙織)