体育館に着くと何人かの子どもたちが既に裸足になって待っていました。授業を楽しみにしていたそうです。
今日も「おはようございます」の挨拶から始めます。前日、前々日の疲れも見せず、寧ろ昨日より元気な子どもたち。真似っこダンスでは今まで使っていなかった体育館の端っこや壁などにも行き、空間を再発見する場面も。
前日やった体育館の線の上を走るワークを、出会ったらジャンピングタッチ、足でタッチ、おしりでタッチなど発展させて行います。そして音楽をかけてダンス。
昨日子どもからリクエストのあった「幸せなら手を叩こう」や「手の平を太陽に」など。一度踊ったことのある曲でも電車のように連なってみたり、輪になったり、座って踊ったり、正面を変えたり、色んな可能性を示していました。
そのあとは合体ポーズのワーク。一人ずつ出て行って前の人に身体のどこかを繋げて大きなポーズを作ります。「初めに行く人は長く止まっておかなきゃいけなくて 大変だから、みんなすぐ行けるように準備しといた方がいいよ!」とじょこピ〜が声をかけます。あくまでも指導ではなくアドバイスのスタンスを取っているのが印象的でした。
前日に作った3つのポーズのおさらいをします。自発的にさらにアレンジを加えるグループもありました。
残り20分。今日は一人ずつの自由ダンスに挑戦。その前にやった3つのポーズをやったり、変な風に歩いてみたり、クルッと回ったり、みんな堂々と友だちに自分の踊りを披露しているのに驚きました。自然と踊る人数が増えていき、「出たい人は出ていいよ〜」とじょこピ〜が言うと、ほとんどの子どもが踊りだし、最後には全員で自由ダンス。約10分踊り続けクタクタになり、みんなで体育館に寝転び一曲分お休みの時間。興奮ぎみだった子たちも次第におだやかに。
いつものように体育館に、自分の身体に、空気に、全部に「ありがとうございました」をして終わりました。
次回最終日は他学年も交えて公開ワークショップを行います。
(レポート:政岡由衣子)
(レポート:政岡由衣子)