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2012年7月4日水曜日

7月3日東野さん2日目

昨日に引き続き、東野さんダンス授業二日目でした。


ウォーミングアップで身体をほぐしてから、昨日習ったコンビネーション(一続きの振付け)の復習と続きを進めました。
動きはコンテンポラリーダンスで用いられる身体の使い方をシンプルにしたもの。ボールを投げたり、キャッチしたり、転がったり…などの野球で使われる身体運動をベースに作られていました。
ダンスを知らない子どもたちにとっては、入りやすい取っ掛かりであったと思います。


日常の延長にダンスを持ってくること、それがコンテンポラリーダンスの特徴の一つですね。




中盤は、身体の一部分に生じたボールを想像して動かしました。
そのボールが重くなったり軽くなったり、三角形や定規に形を変えたり…、最後にはペアで架空のキャッチボール。
自分で身体の中のどこにボールが行っているのか想像して動かすことは子どもたちにとって難しそうです。
今日の時点ではまだあまり自由に動けず、東野さんの動きを真剣になぞっています。
このようなエクササイズに継続して取り組んでいって、自ら動きを開発する面白さに少しずつ気づいてもらえたら…、表現の幅がぐんと大きくなると思います。


最後はペアを組んで、動かす人・目を瞑って動かされる人に分かれ、動かす人は、動かされる人の身体をどんどん動かして形を変えていくというもの。
コンタクトの一種です。
まずは東野さんとアシスタントのダンサーによるデモンストレーション。





「わー 面白そう!」「やってみたい!」と子どもたちは興味津々。
他人を操ることにわくわくしていました。
そして、子どもたち同士での実践。
男の子たちは、いかに面白い形を作るか熱心に研究していました。特にちょっと恥ずかしいポーズを作ると大盛り上がり。
女の子は男の子達のような大げさな形はあまりないものの、相手に気を遣いながら、丁寧に動かしていきました。
男女差がはっきりと出ていて面白い。


今日もあっという間の45分間×4クラス。
どの子も真剣に東野さんたちの動きを見て身体を動かそうとしていました。
身体を動かすことにまだ抵抗の無い年代。ぜひ今のうちに身体の表現の多様性に挑戦していって欲しいと思います。


東野さん、アシスタントのダンサーさん、本当にお疲れさまでした。