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2012年11月21日水曜日

11/20 黒田さん 6日目ラスト

黒田さんが1か月半ぶりの来校。寒風が吹く、雲ひとつなく晴れ渡ったこの日、校庭での授業となりました。
担任の先生と子どもたちで創りあげてきた作品の練習を見せていただきました。
イメージを話し合い、動きやアイディアを積み重ね、曲に合わせて何時間も練習してきたとのこと。

テーマは「稲作」そして「祭」です。
豊作を喜ぶ祭りのシーン、「そいや」のかけ声で始まって校庭いっぱいに思い思い駆け回ります。
大地から芽が伸びていくシーン、静けさの中から力強く空へと伸びます。
二群で対立するシーンを経て、また収穫を喜び合う群舞へとつながっていきます。
だだっぴろい校庭を走り回って、思い切り伸びたり縮んだり、クラスでものすごく練習したのだろうと察せられました。

黒田さんから、止まってのポーズ、低い姿勢から伸びる動き、グループごとの軽快な動き等の細かい部分へ、アドバイスがありました。そして踊り手の「意思」について、お話がありました。自分はいま何をしている?何を思っている?なんとなく…ではなく!止まろうとする、伸びようとする、跳ぼうとする…「意思」でもあり、「意志」ですね。その動き、ちょっとした動きでも、成し遂げようとする…ってことが大事なんですね。

その後、部分部分を個人やグループで練習しました。黒田さんがグループを順に見ていきます。その間、担任の先生も隈なく子どもたちに声をかけ、一緒になって練習に取り組まれていました。きっと先生のそういう姿勢に、子どもたちもやる気をもらっているのでしょう。

そして授業の間にさらに2回通して踊りました。
発表までに、クラスで練習してさらに磨きをかけるとのこと。楽しみです!

川上