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2018年6月27日水曜日

Co.山田うん 1日目

 横浜市芸術文化教育プラットホーム スペシャル版「スクール・オブ・ダンス」が始まりました。スタートは横浜市立西寺尾小学校の5年生2クラス計64人。アーティストはダンスカンパニー「Co.山田うん」の川合ロンさん、小山まさしさん、広末知沙さんです。
Co.山田うんが西寺尾小学校を担当してなんと今年で7年目!先生や昨年参加した子ども達が「お久しぶりです!!」と笑顔であいさつを交わし、今年はどんな子ども達と会えるかアーティストは楽しみを隠せない様子でした。
時間になると体育館に集まり、新5年生と顔合わせ。子ども達は緊張した顔で挨拶して今回の目標を発表しました。リーダーのロンさんは挨拶後「靴下と上履は脱いじゃおうか!」「整列なんていいから好きな所に座ってよ!」と言葉かけをし、子ども達の緊張が一瞬で解けた様子が見られました。その流れでロンさんは手をゆっくり上げたり、頭を触ったり、指で数字を作ったりして子ども達が自然と模倣するように促していきました。「消しゴムケシケシ」「えんぴつカキカキ」など、物になりきった動きから「カクカク」「カチカチ」「フワッフワ」「ドンドン」など擬音語に合わせた動きに発展し、硬い動きから柔らかい動きまでバリエーション豊かに動いていきました。子ども達は3人のアーティストを見ながら笑顔で模倣していました。
休憩を挟んで2人組を作り「未知の生物づくり」をしました。「手は何本あるのかな?」「足は何本あるのかな?」「大きい生物かな?」「小さい生物なのかな?」「何を食べるのかな?」などイメージを膨らますようにロンさんが言葉かけをすると、みんなから自然と動きが出てきました。手を大きく開く子や両手で頭に耳を表現する子など個性が少しずつ見えてきた瞬間でした。

後半は大きな円になり、振付をみんなで踊りました。今回のテーマは「夜」だそうです。西寺尾小学校の校歌からヒントを得た振付をみんなで覚え、何度か振付を確認して初日は終わりました。授業終わりの挨拶は不思議なもので、ロンさんが「未知の生物っぽく動いたら〜・・・ポージング!」いうものでした。

今回、4日間のプログラムを経て5日目には神奈川県@公会堂で完成発表が行われます。
(記録 黒須育海)