とうとうやってきた本番日。会場は横浜市神奈川公会堂の講堂です。
13:15分開場、13:30分開演でしたが、子どもたちは午前中から照明や場当たりを含めた練習を行いました。舞台に立つ前に先生から気合の入る一言もあり、子どもたちは緊張しつつも、テンションは最高潮、気持ちが昂っている様子でした。
リーダーの川合ロンさんからいつもと変わらない挨拶と共に今までやってきたことの再確認の時間がありました。ロンさんからの「練習しておきたい場所はある?」という質問に対して、みんな揃って「エンディング!!」と答えました。
そしてエンディングの練習、子どもたちからは、それぞれ自分がやりたいことを一生懸命考えてきた様子がはっきりと伺えました。
しかし、舞台は練習していた空間とは違い目線が下がっているように見えるもので、最後までロンさんは目線をあげるように指導をしていました。
今回の一つの目標である「勇気を持って一人で舞台に立つことに挑戦してほしい」ということに最後までこだわる講師陣の姿勢が見られました。
いざ、本番・・・
客席後方から肩に手を繋ぎ、列になってゆっくりと登場!
みんなとても真剣な眼差しで、緊張している様子がひしひしと伝わってきましたが、階段を降りてくるにつれて少しずつ緊張が解れていきました。中には観られていることを楽しむ姿も見られました。円構成での踊りは、練習の成果が出て、大きく身体を使って踊れていました。自由に作る「変な生き物のポーズ」も堂々と決めることができていました。
周りを感じながら集中する部分、音に合わせて弾ける部分、自分をしっかりアピールする部分等をしっかりと理解して踊り切る姿が印象的でした。
講師陣が立てた目標をしっかり達成できた、成果ある5日間でした。
(記録 黒須育海)