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9/26 黒田さん 3日目

先週の授業を経て、もっと集中できる環境づくりを…と。体育館のドアを閉め、水銀灯も消しました。黒田さんの声が、空間の中で少し低めに響きます。「ストレッチしていきます」、授業スタート!



全員うわばきを脱いで裸足になり、吸う・吐くの呼吸からはじまりました。「体と一緒に吐き切ります」との言葉かけを受けて、「ハー」「ふー」「うぅー」などの声が出て、とても大きな深呼吸を何度もしました。この様子が妙だったのか、または自分から出た声が面白かったのか、笑い出した子が2・3人いました。が、次のメニューは体への集中力が必要で…。その場で足は動かさずに前後左右に体を傾けていきます。コントロールしつつ、姿勢をずらしていきます。そして足首から股関節、腰、胸、首…とクルクル回していきます。黒田さんの声と校庭から聞こえるにぎやかな声が体育館に響いて、気がついたら誰もしゃべったり笑ったりしていませんでした。腕を羽ばたかせ、胴体を波のようにうねらせたり、目も上下左右に動かし、顔も…いろいろに体を動かしました。

続いて、先週からのテーマ「体を聴く」。今日は2人組で、少ない情報量で相手を聴くことをしてみます。一方がリード役、もう一方は目をつぶり、リード役の手首に手のひらを乗せます。リードする方は手首を通して、相手にどう動いてほしいか伝えます。前へ、横へ、傾けたり…目を閉じている方は、触っている相手の手首に全神経を集中させ、導かれる方へ歩みます。「伝わりやすい、聞き取りやすい言葉を発してください。」―ハイ、もちろん体で。交代の合図が出ると、ワーっと子どもたちの反応があります。目を閉じていた方は目を開け、互いに一言二言感想が出ているようです。

さらに2人組で、今度は相手の体を指でつつき、もう一方は突かれた方向に動くということをしました。与えられた方向を空間に延長していく…体の内部から外へ。運動を大きくするというよりも、体と空間への集中が必要な内容でした。ま、ときには集中も欠ける…少し騒ぎたくもなる…走り出したりもしたくなる…元気があまりある男の子たちがうずうずする様子もありましたが。黒田さんから「ちゃんと聴くよー」「読み取れない言葉を伝えないよ」との言葉かけがありました。

続いて休憩をはさんで、新聞紙が登場。2人組で新聞紙のマネをやりました。新聞紙は床に広げた状態から、新聞紙を操作して相手に動きを伝える方と、新聞紙が動くように体を動かす方と別れます。新聞紙の端を持ち上げてみたり、たたんでみたり…試行錯誤があります。1枚目がだいぶくしゃくしゃになりました。「もう1枚やりたい!」と2枚目に突入―すると、びっくりしました。動きのバリエーションがパッと増えはじめます。寝てる姿勢から、座ったり、立ち上がったり、歩いたり。新聞紙の動きを見たまま、とにかく体でやっている様子でした。また、新聞紙を操作する側の伝え方も上手くいっているのでしょう。面白そうに、相手の体と自分の体に取り組んでいる様子が見られました。

9月中はもう1回あります。あさってに続く~

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