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2013年10月16日水曜日

2013.11.4.「ダンス教育ラボ」開催!!



ご無沙汰しております。
私達のプロジェクトは、2013年度より「スクール・オブ・ダンスプロジェクト」と名称を少し変えて、昨年に引き続きダンスにおけるアート教育を考察しております。

今年度は大きなイベントを2つ予定しています。
そのうちの一つ!

横浜アートサイト、横浜にぎわい座さんのご協力と支援を受けまして、2013年11月4日(月・祝)に「ダンス教育ラボ」を開催することとなりました!

これまで学校の現場でWSを行い、記録し、昨年のWe Dance Yokohama2012では報告会を行いましたが、ダンス教育の可能性についてもっと多くの方々と情報を共有したい!との気持ちから、ワークショップとトークセッションを組み込んだプログラムを予定しております。

ワークショップでは鈴木ユキオさん、田畑真希さんという今コンテンポラリーダンスの最前線を走っておられ、かつ子ども向けWSを数多く経験していらっしゃるお二方をお呼びいたしました。お二方のご協力には心より感謝いたします!

お二人それぞれの子どもとの向き合い方、ダンスの手法など、ぜひみなさんで共有して自身に還元していただければと思います。

トークセッションでは、昨年から今年度に渡るプロジェクトの報告を交えながら、WSの現場で見えてきた課題点、WSのあり方などみなさんが自由に意見交換できるような場を作っていきます。

アーティストの方、ダンス教育に興味のある方、ダンスと子どもがお好きな方など、たくさんの方々のご参加お待ち申し上げます!!


スクール・オブ・ダンスプロジェクト 《ダンス教育ラボ》


一人の大人として子どもたちと向き合うとき、嘘や中途半端では何も伝わらない。
アーティストとして今までやってきた事を根底から問われる恐さ。
しかし子どもたちの前に立つこと、これは私たちアーティストの使命であり大いなる可能性を孕む芸術活動である。
アーティストが生み出すダンス教育の可能性を考えていきます。

・子どもたちの表現力を伸ばす手法が知りたい。
・ダンスに興味の無い子に楽しんで踊ってもらうには?
・アート教育は自分自身の創作活動に繋がるだろうか。
近年アーティストが子どもたちと触れ合う機会は格段に増えていますが、多くの人は疑問や課題を抱えながら手探りでダンス指導を続けています。私たちは若手アーティストとしてこの現状を打破したいという強い思いから、「アーティストが行う子ども向けのワークショップ」を再考する機会を設けました。それが「ダンス教育ラボ」です。ダンス教育に興味のある方、子どもとダンスが好きな方などたくさんのご参加をお待ちしています! 

◎2013年11月4日(月・祝)


◎タイムテーブル
12:30-    受付開始
13:00-14:30 ワークショップ1 リーダー:鈴木ユキオ 「アーティスト」として子どもたちに「会う15:00-16:30 ワークショップ2 リーダー:田畑真希 子ども達との本気の出会い

17:00-19:00 トークセッション


◎ワークショップ(各回定員20名)
リーダーを中心にしたフラットな場です。知識や経験を共有し、参加者の皆さんのWSを深めていくきっかけとします。動きやすい服装でご参加ください。

鈴木ユキオ
振付家・ダンサー。「金魚」主宰。しなやかで繊細に、且つ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスで注目を集め、国内外で活動を展開。ダンサーや子供たち、養護施設でのWSも行っている。www.suzu3.com

田畑真希
「タバマ企画」主宰。
滑稽なまでにガムシャラに、ユーモアを散りばめながら丁寧に時間を紡ぐ作風には定評があり、7カ国13都市にて作品を上演し好評を得る。2013年度、公共ホール現代ダンス活性化事業登録アーティスト。http://tabamaki.com/

◎トークセッション
スクール・オブ・ダンスプロジェクトの事例報告を交えながら参加者の皆さんが自由に発言し合い、ダンス教育における可能性を共有していきます。

◎参加費
ワークショップ:各1,000円
トークセッション:500円(ワークショップ参加者は無料)
(当日受付にてお支払いください。)


◎予約・お問い合わせ
info@school-dance.jp




◎プロジェクトスタッフ
企画・制作:梶本はるか、政岡由衣子、松岡綾葉、岡崎松

◎会場
のげシャーレ(横浜にぎわい座 地下2階)
JR線・市営地下鉄線「桜木町」駅下車 徒歩3分
〒231-0064横浜市中区野毛町3-110-1 横浜にぎわい座B2
http://nigiwaiza.yafjp.org/


宣伝美術:エイケル(DISCYU)
ロゴマークデザイン:松川けんし
記録映像:藤井 光

共催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団「ヨコハマアートサイト2013」、NPO法人Offsite Dance Project、横浜にぎわい座(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援:NPO法人STスポット横浜/協力:横浜市芸術文化教育プラットフォーム
企画制作・主催:スクール・オブ・ダンスプロジェクト


2013年2月8日金曜日

2/8 Co.山田うんさん 最終日

3日連続の授業も今日が最後です。

最後の授業は、学習発表会の一部として、全校生徒を対象にして行なわれました。

まず、1・2年生が見ている中で、昨日までにやった自由なダンスを3年生が発表しました。
発表と言っても、何も決まり事はありません。
音楽に合わせて、自分の好きな場所で、自分の好きな方向で、自分の好きなダンスを踊りました。
発表前に、ロンさんから「1・2年生ももし踊りたくなったら参加していいです」とあったのですが、気が付けばほとんどの生徒が踊り始めていました。
一緒に踊ろうよと、1・2年生を誘いにいく3年生の姿があちこちで見られました。

3曲踊ったところで、一度1・2年生は元の席に戻り、3年生がロンさんのかけ声で踊る時間がありました。おもしろおかしいロンさんのかけ声を次は何だろう?と待ち構える生徒の様子が印象的でした。

次に、Co.山田うんのお三方のダンス発表。
授業で何度もロンさんが言っていたように、360度自由!なダンスが繰り広げられました。
わー!おお!と言った感嘆の声が生徒の中から聞こえました。



さてさて、お待ちかね、全校生徒で踊る時間です。
まずは、全員で大きな円を作りました。全校生徒ともなると円も巨大で、とても迫力がありました。
円のまま縮まったり、広がったり、足踏みしたり、ジャンプしたり。
次に、ノリノリの曲に合わせて踊るダンシングタイム!
ルールは昨日までと同じ。円になって、踊りたい時に踊る!これだけです。
でも、今日は円すら不要でした。すぐに全員が踊りだし、体育館はクラブさながら。
エネルギッシュな、それでいて柔らかい空気が体育館を満たしていました。
終わった頃には、みんな笑顔で、汗だくになっていました。






















今日で、今年度のSCHOOL OF DANCEの活動は全日程を終えました。
今一度、この活動に関わって下さったすべての方に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!



2013年2月7日木曜日

2/7 Co.山田うんさん 2日目

 Co.山田うんから、川合ロンさん、城俊彦(じょこぴー)さん、三田瑶子(ミッチー)のお三方を講師としてお招きし、横浜市立二つ橋高等特別支援学校で昨日より授業をしています。
3年生を対象に、3日間の授業。今日は、2日目でした。

今日は、昨日行なった自己紹介ダンスを発展させていきました。
『自分の好きな場所、好きな方向で踊る!
身体の正面だけがダンスじゃない、横も、後ろも意識して、360度ダンスにしよう!』

まずは好きな場所に言って!というロンさんのかけ声に、一斉に四方に飛び散る生徒たち。
迷いがないことに驚きました。




それから、昨日も行なったダンスタイムです。
全員で一つの円になって、踊りたい時に円の中で踊り、やめたくなったら円に戻る、とういシンプルなルール。
リズムのあるアップテンポの曲に合わせて、生徒たちは大盛り上がりでした。

その後、ロンさんのかけ声に合わせて、身体を動かしていきました。
「疲れた〜」「もっと疲れた〜」「ちょっと元気」「完璧に元気」「マッチョ」「急に痩せた〜」「と思ったら太った」「風船」・・・
どんどん変容していくモノや様子。ロンさんの愉快な声かけがより一層、生徒たちの興味をひいているようでした。



明日は、学校行事「学習発表会」の中で、授業をします。
1・2年生に3年生の自由なダンスを見せてあげましょう!と、ロンさん。
明日の授業も楽しみです!

2013年2月4日月曜日

2/4 KIDS DANCE THEATER 本番!

いよいよ、KIDS DANCE THEATER当日を迎えました。

スタッフは朝から劇場仕込み。設営をしたり、照明を吊ったり、音響のチェックをしたり大忙しでした。

13時に子どもたちが到着!
前回来たときとは違う劇場の様子に、さらにわくわくを大きくさせているようでした。

本番前に、急ぎ足で復習です。暗転の確認、立ち位置の確認をした後、2回ほど通しました。
みんなで円陣を組んで、あとは本番を待つのみ。

開場中は、楽屋で待機。楽屋では、大サイン会が繰り広げられておりました。
本番前の緊張と高揚。しっかり子どもたちもそれを感じているようでした。

そして、本番。
客席は、他のクラスの同級生、ご父兄でいっぱいに。
子どもたちは、慣れない暗転に戸惑いながらも、のびのび踊ってくれました!

自分たちの本番後は、東野さんのダンス鑑賞。
照明も入った東野さんのダンスは、体育館で観たそれとはまた違い、子どもたちは食い入るように見入っていました。

本番後の楽屋も大盛り上がり。
担任の先生もおっしゃっていましたが、卒業前にみんなで大きな思い出を作れたようでした。


学校から劇場にお出かけしてみよう!という新たな試みでしたが、大成功!だったのではないかと思います。
劇場で照明を浴びてお客さんの前で踊る。これは、体育館で踊るのとは大きく違った経験で、子どもたちの中にこの経験が深く刻まれたものと思います。

この企画に関わって下さった多くの方に感謝申し上げます。
そして、横浜市立本町小学校6年生31名のこどもたち、ステキなダンスをどうもありがとう。
そしてそして、東野さん、お疲れさまでした。

2013年1月31日木曜日

2/4(月)KIDS DANCE THEATER、いよいよ

学校から劇場にお出かけしたら、こどもたちもっとわくわくするよね、ということで地域の学校と劇場を結ぶ企画「KIDS DANCE THEATER」が始まりました。
本町小学校6年生31人のこどもたちは、東野祥子さんと一緒に1月27日から4日間/計6時間かけてオリジナルのダンスをつくり、2月4日にお披露目します。
チラシは以下からダウンロードできます。ぜひお立ち会いください!

* * *
KIDS DANCE THEATER vol.1
日時:2013年2月4日(月)14:45-15:15
会場:のげシャーレ(横浜にぎわい座 地下2階)
http://www.yaf.or.jp/nigiwaiza/map.html

出演:横浜市立本町小学校6年生31名のこどもたち、東野祥子
アーティスト:東野祥子(振付家・ダンサー/「BABY-Q」主宰)
アシスタント:川上暁子、梶本はるか

参加費:500円(事前申込制)
参加申込:メールでお申し込みください(お名前/人数/連絡先 ※件名:「KIDS DANCE THEATER 申込」と記載)。追って、入場のご案内をお送りします。
申込先:NPO法人Offsite Dance Project E-mail: info@offsite-dance.jp

主催:NPO法人Offsite Dance Project、スクール・オブ・ダンスプロジェクト、横浜市立本町小学校
共催:横浜にぎわい座(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
助成:神奈川県
後援:NPO法人STスポット横浜
協力:横浜市芸術文化教育プラットフォーム

お問合わせ:
NPO法人Offsite Dance Project
〒231-0834 横浜市中区池袋10-1-202
Tel. 090-6346-5820 / Fax. 045-228-9270 / E-mail: info@offsite-dance.jp
URL:http://www.offsite-dance.jp



2013年1月30日水曜日

1/30 東野さん 4日目

劇場での発表前、ラストの授業でした。

今日で仕上げるよー!と意気込む東野さん。
お休みの児童が多かったのですが、がしがし作品づくりが進んでいきました。

まずは、全員でのユニゾンのシーンを長くしていくことから始めました。
カノンで動いたり、半分に分かれて違う動きをしたりと、どんどん複雑になっていきます。

そうこうしていると、火災報知器が!
そう、今日は、学校全体で避難訓練が予定されている日でした。
授業も一時中断です。

授業再開後は、出来上がったシーンをつないでいきました。
順番だけでなく、音のタイミングも覚えなければいけません。
短時間にみんな流れをつかめるかしら、、、と心配しましたが、みんな飲み込みが早く、何とか完成!

さて、いよいよ来週は本番です。
ここまで、のびのびとダンスの授業を楽しんでくれているので、きっとステキな会になると思います。


2013年1月24日木曜日

1/24 東野さん 3日目

昨日の予告通り、今日は劇場での授業です。
東野さんとスタッフが音響のチェックや暗幕を引いたり、準備をしていると…
ガヤガヤと子どもたちの声が聞こえてきました。衣装候補のTシャツを着て集合。
昨日に増して、集合の時点でテンションが高いです。目や表情が、わくわくしてますね。

ステージスペースに広がって、いつものストレッチ・準備運動、
振りのおさらいをしました。さらに今日の新しいこと…
「椅子」「溶ける」「おじいさん」「ロボット」「猫」「モンスター」のポーズを
一人一人で創りました。曲に合わせて連続でリズミカルにポーズを変えます。
「覚えられないー」「なんだっけ?」等の声が。できるできる。

さらに2班ずつに分かれて、グループ作業です。
廊下とエレベーターホール前のスペースも練習場所になりました。
そして呼ばれた班から東野さんとシーン作りを行いました。
スタッフは自主練する班に付きましたが、どんどん自分たちで練習を進めます。大人ですね~

授業のラストはそれぞれのシーンを見合いました。
今日は3つのシーンが出来上がりました!!

2013年1月23日水曜日

1/23 東野さん 2日目

先週に引き続き、1週間ぶりの授業でした。

子どもたちは、授業のはじまりからワイワイした雰囲気で集まりました。
この授業を楽しみにしてくれてたのかな?うれしいですね!!

丁寧にストレッチをした後、先週やった動きのフレーズをおさらいしました。
大人たちよりも、子どもたちの方が覚えている!若さですか。
頭を大きくふったり、足をあげたり、床を転がったりと、けっこうハードな動きの連続です。
さらに後半に振りが足されて…何度も繰り返し練習をしましたが、
そうするとゼイ、ゼイと息切れてる子や「肩がイタイー」って言う子もいました。
明日もやると思います、がんばろう。

授業の後半は、ペアによる動きのまねや、創作の内容に入りました。
「引っ張られる」「壊れた人形」「直線」「マリオ」「飛び出すおじいさん」…等の
東野さんから出されるお題に即座に反応して即興で動いてみます。

最後は、グループでお題を1つ決めて、即興ダンスしてみました。
ひとりひとりリーダーとして動きを即興し、他の子が真似します。
自分の動きを、友達が真似してやっているのを見ると、
うれしいやら面白いやらで、子どもたちのテンションが↑↑

さて、明日は劇場で授業です。ステージに乗れるのかな?

2013年1月17日木曜日

1/17 東野さん

2013年、明けましておめでとうございます。
スクールオブダンスの新年一発めは、東野さんと小学校6年生の授業です。
今日から5回の授業を経て、最終日は劇場で作品発表をする!という企画です。

授業の始まりは静かな雰囲気で、子どもたちの反応も大人しく感じられました。しかし授業の後半、東野さんの動きのマネや、ペアでいろんな体の部分を動かしたり、見合いながら行ったとき、ワアーという声や笑い声など様々な盛り上がった反応が!最初のうちはあまりに体育館が寒くて…だんだん体がほぐれて、動きたくなってきたんでしょうね。そして、やはり6年生!集まる、話を聞く、自分たちでやってみる…の緩急が自然とできます。大人なんだな。

次回は来週です。東野さんから来週は創作に入るとの予告がありました!